前回のあらすじ
人間界にいる恵、魔界のティオ、それぞれにカード達の魔の手が迫る・・・!!
13話の概要
・恵を救う為、日本向かうガッシュと清麿。フォルゴレとキャンチョメはレビー戦の負傷から、今回は待機することとなった。
・清麿達が日本に到着する前に、カードであるポーラとパートナーの魔女(見た目が魔女だし、名前も魔女)は、恵のコンサート会場に到着していた。
・コンサートは翌日の為、恵を見つけられない魔女。会場の警備員に「魔女だよ〜!恵はどこにいるんだい?」など、ウィットに富んだ話術で恵の居場所を尋ねる。
・しかし、警備員から「警備員が知る訳がないし、知ってても魔女には教えません」と真顔でマジレスされ打ちひしがれる魔女。ひとまず退散し、ホテルで一泊することに。
・翌日、再び会場を訪れたポーラ達。コンサートに入る為、チケット購入を試みる。だが、既にチケットは売り切れており、悲しみに暮れる魔女であった。あと何か悲痛なポエムも書いてた。
・魔女がポエムをしたためていると、先ほどの魔女と同じく、当日券を求めて騒いでいる2人組を発見したポーラ。
・そんな2人組に対し「魔界の王!ガッシュ・ベル!」と声を荒げるポーラ。ズバリ、その2人組はガッシュ達であり、まさかの会敵となった。
・ポーラの指示で、会場全体を炎の術で包んだ魔女。これでティオの魔本は、恵の元に行けなくなりました。
・シビアな行動から一転、今度は「魔女は魔女でも水星の魔女じゃなくババァだよー!」と一泊したホテルでガ○ダムを見たことを突如カミングアウトするババァ。行動の緩急がエグすぎる。
・はしゃぐババァにフォルゴレよろしくな、ツッコミ「ザケル」を発動させる清麿。それでもハシャギ続ける魔女に、さすがのガッシュも「あの者元気だのぅ」と唸っていました。
・そんなふざけたやり取りからまた一転、魔女へのツッコミ「ザケル」に苦言を呈すポーラ。「我々は、ワイグと同様に魔物を滅ぼす者だ。術は加減などせず本気で撃つべきだろう」とマジレスを開始。
・マジレスと共に、ポーラの右手は剣に変わっており、さらに浮遊する円状の武器を使い攻撃を仕掛けてくる。このコンビのテンションの落差はどうにかならんのか。
・突然の攻撃に防戦一方のガッシュ達。さらに、「今さら甦ったとしても遅い。お前は無能で手遅れな王だ」と罵り、精神攻撃まで行う徹底ぶりです。
.場面が変わり、魔界。ティオが潜伏する場所に別のカード達が強襲。魔物達が一方的に攻撃される中、ティオさんが反撃。盾を振り回し、攻撃と防御を両立させています。
・しかし、術が使えないティオ相手に、術での攻撃をしかけるカード達。次々と繰り出される術に、ティオ達は絶体絶命のピンチに陥る。
・一方、事態を把握していない恵はコンサートで新曲「虹色の盾」を披露するのであった。
ティオさんの対戦相手
現在ティオと戦闘中のカード達。どちらかの名前はガンサーである事は判明していますが、まだまだ詳細は不明な敵です。そして、このカード達が繰り出す術が絶妙にティオのトラウマを抉る攻撃でして、雷句先生(作者)の芸の細かさに感激しております。(当のティオは気にする暇も無いようでしたが)
その攻撃とは
棘のついた鉄柱を射出→さらに、掛け声と共に3連発→バカみたいにでかい3つの砲台での攻撃。といったものでした。
これらの攻撃、まず鉄柱での攻撃は、王を決める戦いで、ティオを裏切り執拗に追いかけてきた魔物、マルスの術「ガロン」に酷似しています。
さらに、掛け声と共に3連発する描写は、千年前の魔物、デモルトの「マキシマム!」でお馴染みの術「ラギアント・ゼモルク」を想起させます。この術は、ティオの盾を容易に破壊した術で、結果的に共に戦っていたウォンレイを死の淵まで追いやっています。
そして最後のバカデカい砲台の攻撃は、前作のラスボス、クリアノートの「ファイア!」でお馴染みの術『シン・クリア・「セウノウスザレフェドーラ」』(術名WIKI参照)にしか見えません。こちらの術は、ティオの魔本を燃やした因縁の術となっています。
ティオの戦闘を全て把握している訳ではないでしょうが、これらの術チョイスから相手のカードは相当に嫌な奴なんだろうなぁ・・・と勝手に判断しています。
次回の予想
ガッシュの対戦相手ポーラは一筋縄ではいかない雰囲気がプンプンしていますし、ガッシュ達が魔本を恵に届けるのは難しいと思います。しかし、術無しでティオがどうにかできる状態でもありません。
次回は、恵が新曲として歌い出した「虹色の盾」がキーになるのではないのかと睨んでいます。
「虹色の盾」は恵が唯一作詞した曲で、この歌を通してティオと魔本を守る術を発動(虹色の防御術)→魔本が炎の壁を突破し、歌の終わりと共に恵の元に到着→観客が「本が浮いてきた!すげぇ演出だ!!」とか勘違いしてる間にコンサートを抜け出し、恵が戦いに参戦!!
といった展開(妄想)が頭の中で展開されたので、ここに書き綴っておきます。
さいごに
次回はまた一か月後ですかね。毎度ながら次回が待ち遠しい・・・
今回登場した恵は、全体的にシュッとして顔つきも凛々しくなり、それもまた良きですな。早くティオと並んだ姿が見たい所です!!
それではまた次回!
今回のお話は下記から購入できます↓
金色のガッシュ!! 2【単話版】 Page 13【電子書籍】[ 雷句誠 ] 価格:110円 |
キャンチョメ達の活躍が収録された単行本、第2巻も発売されています!