前回のあらすじ
チェンソーマンを圧倒した落下さん、メインディッシュ(アサ)めがけて急接近中!!
126話について、気になった方は前回の記事を参照してもらえれば!もしくはジャンプ+で無料で読めますので是非読んでみてください!!
127話の概要
軒下で空への落下を免れていたアサであったが、落下さんが強襲。重力を瞬間的に真横にし、再度アサを上空に落とそうとします。
咄嗟に物に捕まり、墜落を免れたアサ。しかし、落下さんが、アサにはもう生への執着が無い事を見抜き、自死するよう助言する。
落下さんの言葉に感化され、静かに目を閉じ上空に落下していくアサ。必死に説得しているヨルの言葉も全く届いていません。
落下しながら「これでもう誰にも迷惑かけずに済む」と安堵するアサ。その反面、「誰か一人でいいから、心の底から誰かと・・・」と思い残しがある事に気づいたその瞬間。
デンジに手を掴まれ、助けられるアサ。デンジの第一声が「重っ!?」なのは残念極まりないですが、何はともあれ間一髪です。
助けられて嬉しい反面、ようやく死ねるのにそれを邪魔されてひどく混乱するアサ。デンジの余計な一言もあってか、悲しい気持ちが大きくなり、より一層空への重力が強くなっていく。
どんどん空に落ちていくアサを見て、楽しい言葉を思いつく限り叫び続けるデンジ。そんな、アサを「楽しくさせる言葉」とは・・・
「犬猫!!犬犬!猫!」「アイス!アイスクリーム!!猫猫!!」
「猫」というアサにとってトラウマを抉る言葉もあるものの、あまりのアホらしさに気が紛れ、空中に浮いている状態になるアサとデンジ。アサは現在、悲しい気持ちと楽しい気持ちがちょうど半々な状態なのでしょう。
アサの心の闇に気づいたデンジは、自分の壮絶な人生を交えながら、アサの気持ちに寄り添う言葉を投げかけます。
「人気者のチェンソーマン」が、自分と同じ「糞みたいなハンバーガー(悪い事が積み重なっていく)」な気持ちを持っていた事に気づき、徐々に心を開いていくアサ。
アサは、突如現れた自分の理解者に興味を持ち始め、「チェンソーマンはどうやってそれを乗り越えたの?」と質問を投げかけます。
そんなアサの問いに対し「乗り越えてねーよ!!ただ、それ以上の楽しみにしてる事があるから生きてんの!!」とここまで100点満点のカウンセラーっぷりを見せるデンジ。アサも「楽しみにしている事って?」と興味津々です。
答え次第では、アサの命運を変えるような重要な局面、デンジから繰り出された「楽しみにしている事とは」・・・
ここ一番で描写される鳥
アサが生きる事を諦めたその瞬間、アサの視界には2匹の鳥が映っていました。
第一部では、小動物=マキマの監視を意味していましたが、2部ではナユタが監視しているとは明言されていません。
正義の悪魔との戦闘時にも意味深に鳥が映っていましたが、ナユタはアサの正体を含め、全てを理解しているような様子でもありません。
アサの正体については、ナユタが知らないフリをしているだけ。といった可能性もまだ捨てきれませんが、第2部での小動物は、キャラクターの心情を表すメタファー的な存在や、第三者の視点としての役割を持っているだけ。といった扱いに変わっているのかもしれませんね。
今後の展開予想
次週は、デンジのキモ発言で立ち直ったアサが地上に復帰するでしょうが、それでも正攻法で落下さんに勝てるビジョンが見えません。
勝ち筋としては、「武器化の能力」の使い方次第でしょうが、この段階でチェンソーマンを武器にして戦う。といった展開も無理がありそうですし、吉田やナユタ、「デンジを復活させた謎の人物」といった第三者の介入があるのではないかなと予想しています。
さて、次回更新は4月26日となります!!
それではまた次回!!
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