前回のあらすじ
キャンチョメのえげつない新術「マ・ポルク」を前になす術の無くなったレビー達。消滅の覚悟を決めたレビーは、ワイグと同じく「合力」を発動する。
11話の概要
・「合力」で巨大化し、キメラのような姿になったレビー。この姿でいられるのは50秒程度であり、決死の猛攻を仕掛けます。
・レビーの猛攻に圧倒されるキャンチョメ達。体勢を崩され、攻撃が眼前に迫る。
・しかし、無惨にもキャンチョメフェイスに変えられたゴーザがレビーの攻撃を阻みます。
・その瞬間、キャンチョメは自身の術「マ・ポルク」の効果を完全に把握します。
・「マ・ポルク」で捕食された者は、姿が少しずつキャンチョメに浸食されていき、最終的にキャンチョメの思う通りの動くよう、脳を支配されてしまう。という絵面だけで許されている悪魔のような術でした。
・しかし、凶悪すぎるこの術にも弱点がある。と鼻毛ブーは見抜きます。「マ・ポルク」で支配された者は、キャンチョメが脳内で身体の動きを再現しなければ基本的に動きません。
・「ディマ・ブルク」のように、分身体それぞれが意志を持って動く訳でもないので、指一本動かすにも指示が必要になります。つまり、キャンチョメは自分の身体の動きに加え、ゴーザとハイロスの動きを同時に脳内で指示し続ける必要があります。
・「他人の身体を2体同時に操るのは不可能だ」と、さらに手数を増やし攻撃を加えるレビー。しかし、ゴーザとハイロスは素早く的確な動きで、レビーの攻撃をいなし続けます。
・キャンチョメの脳は、相手の五感全てを操る術「シン・ポルク」を複数名巻き込んで展開できるほど発達しており、「マ・ポルク」で2体同時に操る事など朝飯前であった。
・結局、攻撃をいなし続けられたレビー。ワイグと同様に「合力」の反動で、身体が崩壊していきます。攻勢から一転、ゴーザとハイロスからの反撃を受ける覚悟を決める。
・しかし、ゴーザとハイロスは操られながらも、涙を流し攻撃を拒絶していた。
・強い拒絶を感じ取っていたキャンチョメも、戦闘中、レビーへの攻撃は強制せず、あくまで攻撃を受け流す事に徹底していました。
・キャンチョメの優しさに触れ、頬を緩めるレビー。その瞬間、レビーの身体の崩壊が止まり、代わりに鼻毛ブーの身体が崩壊し始めた。
・前もって「合力」の反動が自分に向かうよう細工をしていた鼻毛ブー。「お前が不憫に思って手伝っていた。後悔はない。」「残りの人生は幸せに生きろ」とレビーに言い残し、消滅する。
・戦いが終わった事でキャンチョメ化が解けるゴーザとハイロスはレビーと抱擁をかわします。
・戦いが終わったと安堵した瞬間、銃弾がゴーザを襲います。キャンチョメ達の周りは、イタリアの軍隊に包囲されていた。
・キャンチョメが「戦いは終わったから、もう撃たないでいいんだ」と必死に説得するも、軍隊の合図と共に、銃弾がレビー達に降りそそぐ。
・被弾するその瞬間、ガッシュの術「ラシルド」が発動。銃弾を全て上空に跳ね飛ばし、レビー達の救出に成功する。
・清麿達は騒ぎを聞き、即座に駆けつけていた。かくして、ガッシュ達はキャンチョメ&フォルゴレとの合流を果たしたのであった。
モ・ポルク
飲み込みからの見た目のキャンチョメ化、さらに、洗脳までしてくる事が判明しましたね。やってる事がもう完全に悪の組織。こいつはもう早急に瓶に詰められるべき禁術ですわ。
ちなみに、本作の作者、雷句誠先生の別作品、「どうぶつの国」の主人公、タロウザが仲間との信頼の上で、酷似している能力を使っています。動きを操る為の手の動作も似ているため、意図して似せたのかな。とも当初は思いましたが、実際はたまたまだったみたいですww↓
ガッシュ2、11話を読んでくれた皆様、感想などのつぶやき、本当にありがとうございます。鼻毛ブーが人気ですね。😄
— 雷句誠 (@raikumakoto) March 14, 2023
「アレ?この術タロ◯ザが使ってなかった?」ってのは、私も描いてる途中で(あれ?コレ・・・)ってなりました(笑)まぁ、細かい所で違うし、自分のマンガネタだし(笑)フフフ。 pic.twitter.com/mlnJxKKUjp
ちなみに、どうぶつの国のレビューも書いてます。こちらも名作ですので、気になった方は一読してみてください。
回収した術は?
戦闘中にティオの術「サイフォジオ」を奪還しました。加えて、合力に使用した「ドルク」を除いて、使用した描写がある「ビライツ」(ロブノスの術)は回収できると思いますので、取り返した術をどのように使うのか、非常に楽しみです。キャンチョメ達だけなら、不意に瓶を割って「うわーん!!」とかなりそうですけど、清磨も合流しているので、無下な事にはならないでしょう(多分)
次回の予想
まず、集まった軍隊はイタリアの英雄、パルコ・フォルゴレ様の魅力で、上手に引き下がらせるかなと(笑)
その後、瓶の使用用途やカード達の目的などをレビーから聞き取ろうとする展開に。ただ、敵の親玉はテレパシーやテレポーテーションを強制する力を持っている為、肝心な所でレビーが殺害、もしくは離脱させられたりするのではないか。と予想しています。
さいごに
次回はまた一か月後ですかね。しかし、単行本の2巻の発売日も近いので、これを糧に日々を頑張りましょう!
それではまた次回!
今回のお話は下記から購入できます↓
キャンチョメ達の活躍が収録された単行本、第2巻も予約開始してます!3巻はティオが表紙かな??