前回のあらすじ
レビーとの死闘を制したキャンチョメ。安息も束の間、軍隊が到着し、レビー達は包囲されてしまう。一斉に射撃され、絶体絶命のレビー達。しかし、それを救ったのは、駆けつけたガッシュと清麿であった。
12話の概要
・間一髪で救われたレビーは、清麿とガッシュを「あれがワイグを倒した・・・」とその姿を確認し、何かに気づいたような表情をしている。
・その瞬間、レビーの脳内に「ビンを持って戻れ!」とテレパシーが届く。レビーは術の入ったビンを回収し、消えてしまう。
・戦いが終わり、キャンチョメはガッシュ達との再会に大歓喜。「戦った敵が鼻毛ブーだったぜ!」と一番最初に報告していました。
・加えて、ティオの術が入ったビンを奪い返した事を報告するフォルゴレ。それに対し「さすがは鉄のフォルゴレ、頼もしいぜ」と笑顔で返す清麿であった。
・ひとまず、清麿達はゼリィやオルモ達とも合流し、ひとときの団欒を楽しみます。その際、ヤバめな踊り?をキャンチョメが披露しています。目がバチバチにキマってる状態で「シュークリーム!!プリンキャラメル!」などと連呼していて、なかなか狂気に満ちていて良きです。
・一方、魔物の敵、カード陣営。ワイグに加えてレビーも撃退された事で、前作の「魔界の王を決める戦い」の上位10名の魔物とパートナーの所在を突き止め、「消す」ように指示を出します。
・カード達が、上位の魔物やパートナー達を襲う事を決めたその瞬間、清麿の前に白い魔本が出現する。急いでその魔本にティオの術を当てがうと、ティオの魔本である朱色の魔本に変化する。
朱色に変化した魔本は、ティオのパートナーである恵の危機を知らせるように、清麿達を外に連れ出すのであった。
場面がまた魔界に戻り、カードの一人である、パンクロック風の少女が不満を口にしながら人間界に転送されていった。さらに、別のカードの一人、ガンサーが、魔物の生き残りを狩るべく、兵を引連れていた。
・ガンサー率いる敵兵が攻めようとしている場所には、術を奪われた魔物が30人程度のグループが隠れており、そのグループのリーダー的な存在で、「みんなの明日は私が守る」と力強い言葉と決意の表情を見せる魔物がいた。その魔物は、成人と見間違う程に成長したティオであった。
上位10名の魔物
今回、カード側が「魔界の王を決める戦い」の上位10名の魔物とそのパートナーを重点的に襲撃する事になりました。次回はティオと恵がそれぞれ魔界と人間界で戦いを繰り広げる事になると思いますが、今後襲撃される10名の魔物とパートナーは誰になるのか、表にまとめてみました。
上位10名の魔物
ガッシュ
ブラゴ
クリア(ワイト)
ウマゴン
ティオ
ゴーム
パピプリオ
キャンチョメ
アシュロン
アース
上位10名のパートナー
清麿
シェリー
ヴィノー
サンビーム
恵
ミール
ルーパー
フォルゴレ
リーン
エリー
あらためて見ると、上位10名にパピプリオが入ってるのが異質すぎて笑えてきますねw wそして、絶妙に敵のマークからゼオンやバリーが外れてて完全にランキング詐欺だこれ。
極め付けは、ゼオンのパートナーであるデュフォー(どんな事象にも一瞬で答えが出せる。というエゲツない能力の使い手)が外れているのが致命的ですね。デュフォー1人に壊滅させられて「聞いてない!!こんな人間がいるなんて!!」と敵が狼狽えまくる展開が待ち遠しいです。
ティオさん
ティオの成長した姿がお披露目されました。ガッシュやキャンチョメも成長していましたが、ティオの成長っぷりはそれ以上です。
初登場のコマでは、某海賊漫画のロ■ノア・ゾロさんが訓練で使っているような、冗談みたいなサイズの重りを持ち上げ、それに見合った筋力が見て取れる身体になっています。前作で、カンフーの達人、ウォンレイを目標に掲げていたティオならではの変化で、胸が熱くなりますね!
しかし、前作ではギャグで済んでいた「首絞めティオ」も、今作で行うともはや「首折りティオ」になっていそうで非常に恐ろしい限りです。
次回の予想
次回は、人間界では恵が、魔界ではティオが、それぞれカードを相手に戦闘を始めると思われます。
その際、恵の元にはガッシュ、キャンチョメが助太刀に入り応戦。魔界では術が使えないティオが苦戦する事になりそうです。
しかし、恵がティオの魔本を手にし、人間界から、魔界にいるティオを術でサポートする。という、「姿が見えなくても心の繋がりでパートナーを視認する」と言うウォンレイとリィエンの戦い方にならった胸熱展開になるのではないでしょうか。
さいごに
次回はまた一か月後ですかね。もはや別人ともなっているティオの戦闘が非常に楽しみです!それではまた次回!
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キャンチョメ達の活躍が収録された単行本、第2巻も発売されています!