前回のあらすじ
・ついにガッシュが復活。抜群のコンビネーションでワイグを圧倒する。
・清麿の策でザケルガとラシルドを取り返す。
・ワイグが猛攻を繰り出すも、清麿の指示で難なく対処するガッシュ。
・ワイグの捨て身の攻撃に対し、「SET」の合図と共にザケルガを発動させる。
5話の概要
・ザケルガが直撃し吹き飛ばされるワイグ。さすがに反撃する体力が残っていない様子。
・勝利を喜ぶゼリィだったが、ギルが動き出し、ガッシュ達の前に立ち塞がる。
・ギルから得体の知れない雰囲気を感じた清麿は、ゼリィ、オルモ、ザハラを脱出させる。
・「俺は元々人間で、周りから魔道士と呼ばれていた」と自身について語るギル。それと同時に、炎の術が封じられていた瓶を破壊し、術の力をワイグに付与する。
・ワイグに何かの時間を尋ねられ「45秒」と答えるギル。その顔には今までのような余裕は無く、大量の汗をかいている。
・全身が燃え、明らかにパワーアップしたワイグ。さらにギルが呪文を唱えることで、攻撃の術も繰り出してくる。
・清麿はガッシュに、ギルはワイグに指示を出しながら攻撃の術を繰り出す。前作の王を決める戦いのような戦闘となっています。
・お互い一歩も退かない猛攻の中、ワイグの急所である顎の部分の攻撃に成功するガッシュ。
・急所を攻撃され、大ダメージを受けるワイグ。さらに残り時間が「15秒」となり、ギルは最大の術を発動させる。
・強力な炎の術でガッシュ達の視界を奪い、そこに捨て身の攻撃を繰り出すワイグ。
・炎の熱やワイグの攻撃に怯まず、ワイグを見据え続けた清麿。僅かな隙間からワイグの急所の場所を「SET」する。
・もはや口で指示をする必要もなく、清麿の指の先に顔を向けるガッシュ。
・敗北を悟ったワイグ。「最高の45秒だった」とガッシュ達に敬意をはらい、心の中でギルに別れを告げる。
・清麿がザケルガを発動。ワイグの急所を撃ち抜くことに成功する。
ギルという存在
ギルが、自身は元人間であり「魔道士」と呼ばれていた。と語っていました。
ここで一つ気になるのが、PAGE4にて、清麿がピラミッドの建設した人を「魔術師」と呼んでいたことです。
PAGE4の回で考察しましたが、魔界と人間界は次元が異なるのではなく、時間軸が異なるのではないかと思っています。なので、この先の展開、魔界(過去)に戻ったギルが何らかの理由で魔物側に寝返り、ピラミッドに魔物を救う為のメッセージを残したのでは!?と妄想しています。
どこか本気でないように見えたギル
以前から、どこか本気でない様子のギルが気になっていましたが、今回は戦闘に参加し、全力で戦っていました。ワイグに術を付与するという奥の手があったからこそ、あの不遜な態度をとっていたのでしょうね。しかし、今回の全力を出しての健闘っぷりはかなり好感を持てましたね!
残り時間とは?
ギルがワイグに術を付与してから、言及されていた残り時間。前作の術の傾向から見ると、単純に強化が消えるまでの時間ですが、ギルやワイグの様子を見るに死に至るレベルのリスクがあると思われます。急所も撃ち抜かれていますし、ギルは分かりませんが、ワイグは流石に次回で退場でしょう。
今後の展開予想
ワイグとの戦いは今回で終わり、次回からはまた別の話が展開されるでしょうね。前述した通り、妄想上では、ギルは魔界(過去)に戻りますので、清麿達はギルに逃走され、しばらくはワイグに代わる襲撃者に備える。といった回となるのかな?
ガッシュから魔界の現状を聞き、他の魔物のパートナーの協力を得る。なんて展開がきたら嬉しすぎますがね。
さいごに
次回、7話の配信は10月中頃になると思われます!今回は2ヶ月近く待ちましたので、次回までの一ヶ月は気を確かに、更新を待ちましょう。
それではまた7話で!!
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