作品情報
作品名 | クイーンシャムロック |
作者 | トラ太郎 |
出版社 | ドワンゴ |
掲載時期 | 2022年〜 |
掲載サイト | IIV |
単行本 | 1巻〜 |
あらすじ
ポーカーの勝敗は確率だけでは決まらない!
KADOKAWAより
大手広告代理店に勤める高坂みつばは数字に強くて負けず嫌い。
海外の広告賞受賞という野望を胸に秘め、日々仕事に邁進していたが、その高い向上心と能力故に、ものごとの伝え方がヘタで仕事も上司との関係もうまくいかず仕事の評価に不満を募らせていた。
そんなある日、会社の飲み会でたまたま入ったカジノバーで出会ったポーカーがみつばの負けず嫌いを刺激し、彼女の世界を変えていく――。
仕事も遊びも真剣勝負なオトナに贈る物語
主な登場人物
高坂みつば(こうさか みつば)
広告代理店最大手に勤めるOL。特別企画室といういかにも贔屓されてそうな部署に入社2年で配属される程度には優秀。
数字に強いが傲慢であり仕事の面でもその色が濃い。飲み会の2次会で偶然入ったカジノバーでポーカーと出会う。
傲慢さが鼻につくので個人的には愛せない…。
剣崎拓海(けんざき たくみ)
特別企画室の室長。
みつばが異動してくる前にニューヨークへ出向しそちらのチームと一緒に作り上げた広告が称賛を浴びている。
部下に対しては正当な評価を持っており、みつばの失敗で部長に呼ばれた際にもしっかりフォローを入れてくれる理想的な上司像。
ポーカーの腕が立ち、どんな相手であっても遊びや同情することがなく、プロとして活動するために会社を辞めていってしまう。
菱(りょう)
みつばが2次会で立ち寄ったカジノバーのマスターの娘。
父親に認められたいがために剣崎をライバル視しており剣崎が発つ前に勝負を持ちかけるが敗れてしまう。
その後は、みつばとポーカーの腕を競い合うライバル的な立ち位置に。
久我澄人(くが すみと)
みつばの勤める会社の社長。若くてイケメン。でもおでこ広いなぁ…。
剣崎が退職後の特別企画室には、他の部署とは一味違う企画を期待しているが、現在は失望している。
後述の剣崎の兄己陸とは親交がある様子…。
剣崎己陸(けんざき きりく)
剣崎拓海の兄。拓海から怪物と呼ばれている。
起業しては売りを繰り返せるほどの才能があるが本人は釣りをしているのが好きな模様。
数回見ただけのポーカーのルールを覚えてしまい、手札を見ずに相手を観察することで勝利してしまうまさに怪物。この人だけすごくファンタジーみを感じる。
この巻の概要
・主人公高坂みつばは特別企画室所属の新人。
・対戦の場につく前にみつばが発した「すごく簡単」という言葉を、敗北を喫した後に菱からの「簡単だった?」という煽り文句で打倒を目標にポーカーにのめりこむ。
・みつばの上司であり、菱の目標でもある剣崎が退職。ポーカーの世界で生きていく為、海外へ旅立つ。
・剣崎が退職して社長からの「いまの特別企画室はつまらない」という発言をメンバーたちで考えることで今後の方針を定める。(第8話)
感想
「シャムロックってなんぞ~?」と思い調べてみましたがシャムロックとはクローバーのことで本作主人公の名前が高坂みつば。
つまり主人公の高坂みつばがポーカーで女王として登り詰めるまでの話になるんだろうという印象を受けました。
現在IIV上で掲載されている第8話が1巻に収録されている最後の話なので単行本を買っていれば最新話に追いつけるという感じ
興味がわいた方はまずIIVで一話読めるのでそれからでいいと思います!
みつばの傲慢さ…、共感いただけると幸いです…!
価格:880円 |
作品とは話が逸れてしまいますが
IIVのサイトを見に行ったときにクリエイター欄に『デュラララ!!』の成田良悟先生や『ロウきゅーぶ!』の蒼山サグ先生、『キノの旅』の時雨沢恵一先生がいたことが個人的に一番の驚きポイントだったり(学生時代に電撃文庫作品を読みまくっていたのでw)
今後伸びていくブランドなんだろうなと思ってます!
ちなみに読み方は「トゥーファイブ」。