作品情報
作品名 | リコリス・リコイル |
原作 | Spider Lily |
作画 | 備前やすのり |
キャラクターデザイン | いみぎむる |
出版社 | KADOKAWA |
単行本 | 1巻~ |
凶悪犯罪が一切起こらない国・日本。
その治安を陰から維持するエージェント「リコリス」の正体は、
制服に身を包み、都市に紛れる少女たちであった――。
2022年夏アニメの話題作
A-1 Pictures制作のオリジナルテレビアニメ。
原作のSpider Lilyとは彼岸花のことで、ヒロインたちが彼岸花を咥えるアイキャッチがTwitter上で話題になっていましたね!(毒があるので決して真似しないでください)
たきなと千束の「さかな~。ちんあなご~。」の可愛さにはほっこりしたものです。
例のパフェは茶色すぎて食べたいとは思わなかったですが…。
そんなシーンも話題になったりと注目されていたアニメのコミカライズ作品ということで田舎の書店にあるかどうかかなり不安でしたが無事購入できたのでワクワクしながら読了してきました!
現代社会で潜む少女たち
あらすじにある凶悪犯罪が一切起こらない裏で活躍するDA(Direct Attack)たち。
彼女たちの活躍により凶悪犯罪は直ちに人知れず解決され一般には周知されていない存在である。
そんな組織に所属する井ノ上たきなはとある任務中に命令無視により本部所属から転属されてしまう。その転属先にいたのが優秀なリコリス、錦木千束。そんな彼女の相棒としてたきなは喫茶リコリコで働くことになる。たきなの思っていた仕事とは違う千束の行いにたきなは困惑するばかり。果たしてたきなは本部へ戻ることが出来るのか…?
女の子がキャッキャする作品?
いいえ、銃撃戦を繰り広げる作品です。
犯罪を防ぐために活躍する彼女たちが主に使用する武器は銃。
ソードアートオンラインのスピンオフ作品ガンゲイルオンラインのように、千束はキリトくんばりの回避能力がありいわゆるチートキャラ。銃撃の中でも当たりません。物語が進むにつれて彼女のその無尽蔵の明るさを裏付けるかのような背景に胸が締め付けられる思いをした視聴者の方も多かったのではないでしょうか。
『ただかわいい女の子がキャッキャしながらふんわり事件解決するだけでしょ?』と想像してる人は1巻だけでも、もしくはアニメ1話だけでも観た上で判断してみてはいかがでしょう?
感想
アニメの感想も入り混じってしまったのでマンガ版の感想をここでまとめておきます。
銃撃戦がメインとなるので勢いのある画が求められてしまいます。
その点もう少し頑張ってほしいなと思ったのが正直なところです。
効果音も独特だと感じましたがこれは些細なことですね(笑)
それでも千束やたきなが可愛らしく描かれているので僕はそれだけで満足です!
今後キャラも増えてくるのでその点も期待ですね!
アニメではさらっと流れていくシーンでも漫画だとしっかりと1コマに描かれているのでアニメを見た人でも楽しめる作品だと思います。
「アニメそのままなら別に買わなくてもいんじゃね?」という意見もあるかとは思いますが、少なくとも僕は購入する価値ありとして今後も読んでいきたいと思える作品ではあったと思います。