前回のあらすじ
悪魔嫌いのダウナー系女子三鷹アサはクラスで飼育していたハッピー星人鶏の悪魔コケピーを誤って殺害してしまい、クラスメイトからドン引きされる。そこから追い討ちをかけるように、正義の悪魔と契約したクラスの委員長に逆恨みで殺害される。
しかし、死の間際に戦争の悪魔と契約し復活したアサ。アニメ化されても間違いなく商品化されない逸品「田中脊髄剣」を使い、委員長と淫行教師田中をまとめて成敗するのであった。
98話について、詳しくは知りたい方は前回の記事を参照してもらえれば!もしくはジャンプ+で無料で読めますので是非読んでみてください!!
99話の概要
目が覚めるとアサは自宅で眠ってしまっていた。
昨日(98話)の出来事は夢なのかと思っている矢先に、顔に傷のあるアサが現れ、現実である事を告げる。いつまでも夢と信じて疑わないアサは、両頬引っ張りまくっていた。
顔の傷のあるアサは戦争の悪魔であり、アサの脳の半分を乗っ取り、幻としてアサに干渉してくる。幻なのでアサ以外には認知できず、触れる事もできません。その上、自在に体の主導権も取ってくるので実質アサは完全に体を乗っ取られたようなものです。
戦争の悪魔の目的は、正体を隠し学校に通うチェンソーマンを見つけだし、戦う事。さらにここで戦争の悪魔の能力は「自分の物を武器に変える能力」である事が判明する。
また、アサの脳を半分残したのは、悪魔である事を隠しながら学校生活を送る為。学校でチェンソーマンを探しつつ、多くの人間を武器に変えて力を蓄える作戦でした。
アサは、チェンソーマンを倒したら身体を返す。という戦争の悪魔の言葉を信じ、チェンソーマンがいると噂されているデビルハンター部の入部試験に参加する。そこには今朝告白した男、吉田ヒロフミがいて・・・
感想
戦争の悪魔の能力について
今回、戦争の悪魔の能力は「自分の物を武器に変える能力」という事が判明しました。
98話(前話)で委員長の手を「貰うぞ!」といって手榴弾に変えてましたが、委員長は「返して!!」とはっきり言ってました。
この描写から、戦争の悪魔の能力は、実際はどうであろうとも自分の物だと思ったらもう自分の物である。というジャイアニズム溢るる能力で、所有物認定してしまえば、人間も生きたまま武器に変えられるっぽいですね。嫌な予感しかしねぇや!!
まぁ1部のボス、マキマの能力も「格下だと思った相手を、動物・人間・魔人・悪魔など相手に限らず支配できる」という世紀末っぷりなのでこれくらいは悪魔界では普通なのでしょう。
吉田ヒロフミ
デンジを差し置いて、先に出てきたこの男。第1部ではクァンシ戦で登場した数少ない生存者です。契約している悪魔はタコの悪魔。そのルックスの良さや、こざっぱりした性格から人気のキャラでしたが、ここでまさかの登場。しかしチェンソーマンにおいて、登場する事は即ち死亡者リスト入りしたのも同義です。ファンの方は肝の冷える日々となりそうですね。
今後の展開について
今回も出番がなかった所を見るに、デンジはしばらく直接的な出番はなさそうですね。
戦争開始までは、アサが学校で人気者に成り上がり全員を完全に私物化→デンジの正体がバレる→一気に地獄絵図へ!という、どうしようも無い展開があると予想しています。
そして、この時の演出は、平凡なクラスの様子を見開きで描写⇨次ページ見開きで、全員ふざけた武器化!なんてモラルの無い演出してくれないかなぁ。と妄想が止まりません。
さいごに
なんだかんだと勝手に妄想を書き散らかしましたが、私のような凡人の発想なんぞ軽々と斜め上に越えてくるのが藤本先生です。来週もどれだけ期待を裏切ってくるのか非常に楽しみです!
それではまた来週!!
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