作品情報
| 作品名 | 魔術師クノンは見えている |
| 原作 | 南野海風 |
| キャラクター原案 | Laruha |
| 作画 | La-na |
| 巻数 | 既刊3巻(2023.12現在) |
あらすじ
天才少年による魔術探求ファンタジー開幕！
生まれつき目の見えない少年クノン・グリオン。
彼の目標は水魔術で新たな目を作ること。前代未聞な挑戦の中で
圧倒的な魔術の才能が開花する――！WEBで超人気のハイファンタジー、待望のコミカライズ！
ComicWalker より引用
どんな作品？
「英雄の傷跡」という時折何かがない子が誕生する。
それは腕であったり足であったり感情であったりと多岐にわたる。
主人公のクノン・グリオンは生まれつき目が見えないというおよそ100年ぶりに「英雄の傷跡」が発言した侯爵家の次男として生まれます。
さらに魔術の才があるものには属性の紋章が身体に現れクノンには水の紋章が発現します。
しかし、どんなに栄誉なものであったとしても光も色も感じない世界に対してクノンは無気力であり、悲観的でした。
クノンの魔術教師として雇われているジェニエとの授業中、何気なくジェニエが何気なく言った「目玉くらいの大きさ」という発言から水魔術によって自身の目を作ればいいと思い立つことで世界に対する意識がガラリと変わります。
物に対する興味も出てきたことで魔術に対する取り組み方も徹底したものとなり、使用人のイコにサポートされながら２か月でジェニエが教えられる初歩を学びきってしまう。
クノンが世界に対して変わったようにクノンへの接し方が変わったのは婚約者の第9王女であるミリカ・ヒューグリアも同様。
彼女はクノンが魔術に目覚めた頃に婚約が決められ、世界に対して無気力なクノンに逢うのも億劫だったが、まるで人が変わったかのように明るくなったクノンと会うことが楽しみになるほど彼に好意を寄せるようになる。
ユーモアすぎる！ なのに超優秀！
世界がひらけたことでクノンの性格ががらりと変わります。
自身が前向きになったということもありますが、家庭教師によって貴族らしい振る舞いを学んでいるところに使用人のイコが「どうせならユーモアのある紳士に」と便乗してきたことで、軽薄な発言多めのユニークな紳士が出来上がってしまいます。
専属使用人のイコもまたユーモアな使用人なために主人に対して不敬な発言も多々飛び交いながらもクノンも負けず劣らずの返しを見せ、世界を悲観していたころのクノンからは考えられないほどの漫才が繰り広げられます！
作品通して登場人物全員がこの片鱗を見せてくれるので飽きずに笑わせてくれるのもまた面白いところです。
最後に
ふいに現れる漫画広告の中で興味を持った作品でした。
目が見えない少年が試行錯誤しながら前人未到の魔術行使をするという点でも面白いですし、なによりキャラクターたちの会話ややりとりが面白いんです！
ひととおり漫画読んでから調べなおしてたらなろう小説だとわかりましたので、これは続きはなろうで読んでしまいたいと思います！
次週は次週で同じようなタイトルにはなるんですが
なろう系ではないもので書きたいと思ってますので
次も見に来てもらえると嬉しいです！
それでは～( ﾟдﾟ)ﾉｼ ｻﾗﾊﾞｼﾞｬｰ
 | 価格:671円 |
