チェンソーマン

【祝!連載】チェンソーマン 第二部【ネタバレ有り】

どんな作品?

突如ジャンプに現れた超新星、藤本タツキ先生作の最高にイカれた漫画「チェンソーマン」の正式な続編です。そのぶっ飛んだキャラや話の展開から、熱狂的なファンが多い作品。そんなチェンソーマン第二部が令和4年7月13日より、ジャンプ+で配信が開始されました。

筆者である私もそんな熱狂的なファンであるので、早速読んできました!!

98話の概要

舞台はチェンソーマン1部からしばらく経過した日本。三鷹アサのクラスでは、命の大切さを学ぶ為、鶏の悪魔コケピーを100日間飼育し、その後全員で殺して食べるという授業が行われていた。

首の無い鶏の見た目のコケピー。見た目とは裏腹に「友達になりたいコケよー!」などと話し、クラスの人気者になっていく。

100日後に死ぬワニ タコピーの原罪より
言動からあふれ出すハッピー星人感。そして「100日後に死ぬ」という、各所に喧嘩売っていくスタイル。好き。

生徒達はコケピーを可愛がるも、アサだけはコケピーを嫌っていた。それもそのはず、アサは悪魔に両親を殺されており、悪魔の存在そのものを憎んでいた。また、友達もおらず常にクラスメイトを心の中で馬鹿にする始末。

屋上で一人寂しく昼食を食べるアサ。そこにクラスの委員長がやってきて、一緒に昼食を食べる。委員長が持ってきたパンはチェンソーマンパンという商品。チェンソーマンことデンジは、どうやら大人気デビルハンターとして活動しているみたいです。

チェンソーマンより 念願叶いそうで良かったねぇ、デンジ。

100日が経過し、コケピーが殺される日。アサを除くクラスメイト全員がコケピーの殺害に反対。あっけにとられるアサをよそ目に、担任の田中先生は「その言葉を聞きたかった!!コケピーはクラスの一員!!」などと薄ら寒い金八先生っぷりを発揮。クラスメイトは全員コケピーと一緒にグラウンドで遊び始めます。

クラスのノリについていけないアサは、遠目にその様子を見ている。コケピーはアサに駆け寄り、クラスの輪に入るように声をかける。クラスメイトも優しい目でその様子を見ている。

「クラスメイトを馬鹿にしていたのは、楽しそうに生活するみんなが羨ましかっただけだったんだ」と気づき、クラスメイトの元へ駆け出すアサ。駆け出すや否や転倒し、抱えていたコケピーを腹で圧殺する。急展開にもほどがある。

もう本当にどうしようもない空気になり、自宅に逃げ帰ったアサ。夜になると、委員長と田中先生が家に訪問してくる。コケピーの墓参りをしてあげようという提案であった。

しぶしぶ同行するアサ。歩きながら話をしていると、徐々に委員長の様子がおかしくなる。「先生が三鷹の代わりにみんなに謝った」「先生にお願いされて三鷹と友達になろうとした」「先生とセッ〇スしているのに先生は三鷹が好きだ」などと話し、気づけば委員長は顔を複数持つ巨大な化け物に変化していた。

委員長は正義の悪魔と契約しており、悪魔の力で淫行教師田中先生との恋路の邪魔をするアサを殺害しようとする。また、コケピーを圧殺してしまったのも、委員長が足をひっかけた為である事も判明する。この正義の悪魔から1ミリたりとも正義を感じないのもまた面白いですね(笑)

信用していた委員長に裏切られ、さらに顔面を吹き飛ばされるアサ。しかし、死の間際に戦争の悪魔と契約し復活する。アサの左頬には、縦1本横2本の傷が入っている。

復活したアサは、淫行教師田中の首を脊髄ごと引き抜き「田中脊髄剣(たなかせきずいけん)」として武器に変換する。とんだ錬金術師である。

ボボボーボ・ボーボボより
↑田中脊髄剣のイメージ。ていうか完全に元ネタだこれ!!

田中脊髄剣を自在に使いこなし、委員長を切り刻むアサ。さらに、切断した委員長の手を手榴弾に変化させる。その後、完全に委員長を両断したアサは田中の生首と委員長にキスをさせてから手榴弾で爆殺。この時二人に対し「よし!ハッピーエンドだな!」と最高にサイコな発言をするアサ。

よし、最高の主人公だな!

委員長と、ついでに淫行教師を成敗したアサは「待ってろチェンソーマン、核兵器を吐き出させてやる」などと不穏極まりない発言をするのであった。

感想

展開や描写が相変わらずイカレてて安心しました。

アサがクラスに馴染もうと、一歩踏み出してからの地獄のような展開には苦笑いでしたが、田中脊髄剣が炸裂してからはずっと爆笑してました。生首状態の田中先生も、わずかに意識があるのか、要所要所で「アガガガガガ!」とか言ってて悲惨過ぎず、コミカルに倫理観を投げ捨ててましたね。

アサ(戦争の悪魔)の能力は?

委員長戦では

・引きちぎった田中先生の首&脊髄を刀に変形させる。

・切り落とした委員長の手を手榴弾に変形させる。

といった能力を披露しています。おそらく手に触れた物を武器に換える能力でしょう。しかし、人間や悪魔には直接使えず、身体から切り離した箇所なら変換可能といったところでしょうか。

「チェンソーマンに核兵器を吐き出させる」とは…?

第一部にて、チェンソーマンに喰われた概念は消失する。という設定があり、今回言及された「核兵器」も喰われた概念の一つです。

もし、喰われた概念を吐き出させる事で復活するとしたら、第二部は戦争の悪魔が最大の武器を取り戻す物語なのでしょう。名刀「田中脊髄剣」を携えて、最後まで駆け抜けていって欲しいですね!

さいごに

田中と委員長のラスト・・・ラストなんで爆発させた!?

次週も更新するので、良かったらまたサイトを覗いて見てくださいね。

それではまた!!

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ABOUT ME
アの9
所有する漫画は1000冊以上。 ファンタジーやバトル物も大好物だが 登場人物がロクでもない目に遭う作品が本棚に目立つようになる。 逆に恋愛、青春物といった爽やかな漫画が極端に少ない。どうしてこんな曲がった性格になったのか…

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