あらすじ・ストーリー
静かな町に住む17歳の鈴芽=“すずめ”は、ある日扉を探しているという旅の青年に出会う。彼を追ったすずめは、山の廃虚に佇む古い扉を見つける。やがて日本各地にある扉が開き始め、その向こうから訪れる災いを防ぎに、すずめは扉を閉める旅に出ること
小説 すずめの戸締り より
※以下、大量のネタバレを含みますので未視聴・未読了の方はブラウザバック推奨
見どころに感じたシーン
シンプルに二人のすずめの会話で泣いた。
RADWIMPSの歌有りの曲を劇中で使わず、ED方面で起用していたことで映画に集中できた。歌に意識がいっちゃうからね!
RADWIMPSの歌有りの曲を劇中で使わず、ED方面で起用していたことで映画に集中できた。歌に意識がいっちゃうからね!
『私が要石になるよ!』に一種の狂気を感じた。
力強さを感じ、一途に想える気持ちはほんの数日の出来事だったとしても青春だなぁ…
力強さを感じ、一途に想える気持ちはほんの数日の出来事だったとしても青春だなぁ…
気になったシーン
劇中で何回もなる緊急アラートの音があったから、実際の被災者には辛いものがあるかなぁと思った。
東日本大震災というテーマを基に作られてきた3作において、すずめの戸締りは震災と震災孤児とその家族に焦点があてられているものと捉えるとトラウマを呼び起こすような難しい題材での話で初見で理解するのは大変に感じた。
映画館の前でもアラーム音に関する注意書きがあるくらいに当事者の方たちがこの作品に対してどう感じるのかは複雑なものがあるなぁ…
映画館の前でもアラーム音に関する注意書きがあるくらいに当事者の方たちがこの作品に対してどう感じるのかは複雑なものがあるなぁ…
以下、シーンごとの感想
幼い少女が荒廃した場所で母親を呼んでいるシーン
告知の段階で震災を題材にした作品と分かっていたけど、いきなり被災者の描写はしんどいなぁと感じました!
親とはぐれてしまった迷子のシーンからスタート?
ヒロイン゜(n‘∀‘)η゚キタワァ
ヒロイン゜(n‘∀‘)η゚キタワァ
すずめの登校シーン
チャリのカギを開錠する際の音がやたらカッコいい!
銃をリロードしてる画面に同じ音当てても遜色ないと思う。
あと、戸締りのタイトルだけに、鍵の開け閉めの描写にこだわりを感じました。
銃をリロードしてる画面に同じ音当てても遜色ないと思う。
あと、戸締りのタイトルだけに、鍵の開け閉めの描写にこだわりを感じました。
まったく注目してなかったw
廃墟で扉を見つける
水たまりに躊躇いなく入っていくし、そのまま登校してるし、ビッショビショやん…
学校からミミズが上空へ上がっていくのが見える
これは…!!?デ〇ダ〇ボッチィィィィィイ!!
廃墟へ戻るすずめ
戻ろうとする度胸がすごい。作中でも言及されてますが、すずめは自分の命に対しての執着があまりにも弱いなぁと。
扉を閉じる
扉にどれだけミミズからの圧がかかってるかちょっと分かりにくかったかな?余裕ってわけでもないけど、一瞬でも気を抜いたら吹っ飛ばされるみたいな緊張感もそこまで・・・
そろそろかしこみかしこみくるぅ?(`・ω・′)
負傷した草太を連れて自宅へ
事案!男女の立場が逆ではあるが…
草太を治療中にダイジン登場
「すーずめ!」が花より団子よろしく、「まーきの!」にしか聞こえんかった
CMでよく聞いてた「すーずめ!」はダイジンの声だったのね
草太がイスになる
草太がコ〇シーになった!?
ダイジンをおいかける草太
人間味のあるバタバタ劇が始まって、草太が一気に親しみを持てる人物になったww
ダイジンと草太を追いかけてすずめもフェリーに
準備もろくにせずに出たのにフェリー代は…?行動力ぱないっス、これが若さか…!
スマホ払いで済むのが時代を感じますな
翌朝、すずめの呼びかけに反応がない草太
タイムリミットで完全にイスになった?
全く同じこと思ったけど、寝起きが悪いだけとか…
マップアプリ確認中にSNS通知、ダイジン目撃報告
わざと目立って追跡させる気満々で動いとるなダイジン
SNSで情報収集とか時代を感じる…
廃校の扉を二人で閉じる
草太、勇み立つのはいいけど、扉を抑える手も無くて無力感が半端ない
出てきてるものガン無視で引き戸の扉を閉めるってちょっとグロイよね!
スナックの客の中にダイジンが!?
すずめ目線で猫が座ってるだけの描写だったけど、他の人にはイケメンに見えているみたいで、どう見えてるのかも描写して欲しかった!
草太はダイジンを追い、すずめは扉を閉めに向かう
扉の形状ってなんでもありなんやなと
ゴンドラ(扉)の解釈か…
観覧車が動き出す
動き出したゴンドラを見送らずにぶら下がった!?
相変わらずの命の軽さやで…
相変わらずの命の軽さやで…
動き出す前に扉閉めんかい!
草太の自宅で要石の場所の資料探し
要石の情報を消したのは、誰がどういった目的でしたのかな?(最後まで分からず)
芹澤の来訪
男子大学生の部屋に一人の女子高生(と椅子…)
これは事案の予感…!
これは事案の予感…!
芹澤から草太が教員採用試験を受けに来なかったことを聞くすずめ
めちゃくちゃ危険かつ、扉の場所が決まってない「閉じ師」しながらの教師はなかなかハードモードじゃないか…
ワークライフバランスえげつないことになるやん…
ミミズの出現を止めるために草太が走り出し、追うすずめ
ミミズが見えない視聴者目線で、ゲームのバグのように天空に上昇するすずめの姿に笑ってしまった。
『線路に飛び降りた!?』からの天空への上昇は完全にUMAを見る人の目になったよね( ゚д゚)ポカーン
要石となった草太をミミズに突き刺すすずめ
草太が自主的にミミズに刺さるわけでもなく、すずめが泣く泣く刺す展開。しんどい
サマーウォーズのあのシーンの勢いを思い出した。おかげでクライマックス感半端なかった
ダイジンが現れ、ダイジンを拒絶するすずめ
すずめとシンクロしてめっちゃダイジン嫌いになってた。
みすぼらしい姿になったダイジンにちょっと同情…(´・ω・`)
草太の祖父に要石になった草太を助ける方法を聞く。すずめが去ったあとダイジンと会話する祖父。
ダイジンの立ち位置がわからんくなった!「閉じ師」界隈では割と知り合い多いんかな?
小説版にはなかった描写!私、気になります!
叔母と芹沢の口論に「うるさい」とダイジン
ギャグパート始まった
ギャグパート始まった
サダイジン登場
ダイジンが味方で、真の敵はこいつか!!?
でっけぇネコ!
ネコがしゃべったことに驚き車ごと土手へ落ちる一行
闇深家族も、なんか喋る猫も全て許容していく芹澤の光のチャラ男っぷりに、もはや狂気すら感じる・・・
日記で黒塗りのページを見つける
はっきりと3/11と書かれていることが印象的
迷い込んだ常世の黒か?
荒廃した地で後ろ戸から出ようとするミミズ
ここでやっとダイジンもサダイジンも味方なんだと認識。
加えて、サダイジンもそういえば東京の要石かと思い出す。
加えて、サダイジンもそういえば東京の要石かと思い出す。
石造(要石)に戻るダイジン
すずめ達の自己犠牲的な行動を見て、要石に戻る決意をしてくれたのかな。
幼き日の自分と相対するすずめ
これはあの有名な…!エクスペクトパトローナァァァム!!!と同じシチュエーション…!
幼い自分に語り掛けるすずめ
亡くなった母を探し続ける幼いすずめの姿は見てられんかったなぁ。
季節が巡り、二人はまたあの坂で出会う
「お帰り」で映画締めるの、すごいエモいよね
坂は別の作品でも思い入れがありすぎて (´;ω;`)ブワッ
総評
個人的に「君の名は」「天気の子」と比べても一番好きな作品でした!ラブコメ過ぎず、結末が悲壮過ぎず、自分好みなバランスでしたね!
この映画を通して「実際の災害を題材にするなんて不謹慎!」などとは思わず、過去の災害から今後の防災意識に活かせていければ良いかなと…!!
音声のみの情報ではわからない、主人公(鈴芽=すずめ)や母親(椿芽=つばめ)の名前の漢字を知ると単純に鳥繋がりということでもなく母の名前の漢字をもらっていることを知ると感慨深いものがあります。
個人的には映画をオススメしますが、シーンのひとつひとつをゆっくりと考えてみるなら小説版を読んでみるのもいいと思います。
最後に、この作品を鑑賞するか迷ってる方、普通に面白いので、見て損はないと思いますよ!!劇場に急げ!!
価格:748円 |