【ネタバレあり】金色のガッシュ！！2 page4

前回のあらすじ
４話の概要
考察（妄想）
魔界と人間界は同じ次元にあった？
ギル、ワイグ陣営の過去
さいごに

前回のあらすじ

清磨の活躍でワイグ達から逃げ切ったゼリィ達。つかの間の休息中、清磨は「エジプトにいたのは、ゼリィ達を待っていたから」と語る。果たしてその真意とは・・・？

４話の概要

前回、発表を決めた遺跡にいる清麿、ザハラ、ゼリィ、オルモ（ミッピは緊急時に備えて別行動？）

数日の内に居場所を探し当てられていたのか、崖の上からワイグとギル（エジプト観光エンジョイスタイル）が追跡してくるも、何とか回避。3000年以上前から残されていた暗号を解きながら遺跡の中へ進んでいく。

進んだ先には、魔物の言葉で「3015年の後、友の世界が再び大いなる厄災に襲われた時の為、この扉の奥に希望を残す」と書かれた扉があった。ここでいう「友の世界」とは魔界の事を指します。

清麿は、この言葉の通り魔界に何かあった時、ガッシュを救う為にエジプトに滞在していたのであった。

清麿達は魔界の文字を解読し、扉の先へ向かう。扉の向こうには、石で出来た魔本や、ミイラが何体も保管されていた。

喜びも束の間、ワイグ達が部屋に突入してくる。清麿は石の魔本を手にとり、ゼリィの術を叫ぶが、術は発動しなかった。

清麿の持っている石の本は「例の本」とは別物。本来は紙でできていたが、その本は燃やした。とギルが語る。また、「以前はあの本に辛酸をなめさせられたようだったから」とも付け加える。

術が発動しないので、清麿は単独でワイグを相手取ります。その隙にザハラはゼリィとオルモを連れ逃走しようとするが、ギルから発せられる殺気に圧倒され動くことができません。

脅威の観察力と身体能力でワイグと戦う清麿。身を呈して自分達を守ってくれる清麿を見て、ゼリィは魔界での出来事を思い出す。

ゼリィとオルモは、ワイグの襲撃により魔界で一度殺されていたのであった。死んでいる2人を見つけたガッシュが自身の命と身体を引き換えにゼリィ達は復活。その際、ガッシュと同行していたジギーに清麿に宛てた手紙を託していました。

清麿宛の手紙は一見するとただの似顔絵だが、パートナーである清麿にだけ読める手紙であった。

清麿が手紙と石の魔本を手にした瞬間、ゼリィとオルモの身体からガッシュの魂の一部が抜けていき、保管されていたミイラに入っていく。

危機感を覚えたワイグが清麿達に攻撃を加えるその瞬間、ミイラの中からガッシュが復活。そして、石の魔本はパートナーである清麿の手の中で「魔本」となっていた。

再会を果たしたガッシュと清麿。清麿はガッシュの第一の術「ザケル」を唱える！！！

考察（妄想）

考察もしたいのですが、まずガッシュと清麿が再会できたのが嬉しすぎますね。しかもザケルを発動した時の絵が、対ブラゴの最終戦の構図と一緒なのも尊い！！

金色のガッシュ！！2 page4 より
↑ありがとう、雷句先生。それしか言う言葉がみつからない・・・！！の絵

そして、現在戦場となっている遺跡に、頭部に星型がついていて、胸の前で手をクロスしているミイラがしれっといます。この格好と星は・・・・！！！？

ガッシュが人間界での復活を果たしたので、他の魔物の復活の可能性も俄然出てきました！個人的に、当時異常な強さを見せたパムーンの活躍をもっと見たかったので、是非彼にも月の光、もといスポットライトを当てて欲しいものです！！

魔界と人間界は同じ次元にあった？

第4話、感動の復活を果たしたガッシュですが、魔界から転送されてきた訳ではなく、保管されていたミイラから復活しました。また、石の魔本は、本来の紙の魔本が置かれていたが、ギル達が燃やし尽くした。という発言がありました。

今まで筆者は、魔界と人間界はそれぞれ別次元にあるものと考えていました。しかし、これらの描写から、実は魔界と人間界は同じ次元にあり、違うのは「時間軸」であったと推測されます。時間軸を簡潔に表すと、【魔物の時代⇨人間と魔物が共存していた時代（3000年以上前。現在地である遺跡が造られた時代）⇨人間の時代（現代）】となると思われます。

なので、リオウ一族が保有していた転送装置は、実は転送装置ではなく、タイムマシーン的なものはないでしょうか？

ギル、ワイグ陣営の過去

ギルの「以前はあの本に辛酸をなめさせられたようだったから」との発言から、ワイグ達と魔物の対立は遥か昔から行われている様子。果たしてその対立とは何か・・・？

実は、金色のガッシュ！！完全版の16巻のおまけページにて、ガッシュの父であり、先代の王、ダウワン・ベルがそれらしい発言をしています。その発言とは、魔界の王となってから「魔物ではない何か」との壮絶な戦いがあった。と。つまり、今回の「金色のガッシュ！！2」は、その「何か」が時を経て襲撃してきた物語の可能性が高いですね。