ARIA

作品情報

作品名	ARIA
原作	天野こずえ
巻数	AQUA全2巻+ARIA全12巻

作品内容

物語は、惑星マンホーム（地球）から来た少女、水無灯里（みずなし あかり）の視点で語られる。灯里は水先案内人≪ウンディーネ≫となるために、人間一人、猫一匹の小さなゴンドラ観光会社「ARIAカンパニー」（アリア―）に入社する。この都市の観光会社には航海の安全を祈願するために青い瞳の猫を象徴にするという風習があり、ARIAカンパニーでは火星猫のアリアを社長にしている。アリアは作品のマスコット的存在ともなっている。経営者で先輩のアリシアは業界一の成績を持つウンディーネであり、灯里はその優しい指導の下で成長していく。

Wikipedia　より一部引用

どんな作品？

まず出版社のお家騒動により当時のエニックス→マッグガーデンへ移籍する運びとなった。
エニックス時のタイトル≪AQUA≫からマッグガーデン時のタイトル≪ARIA≫に変更になったことを知らないといきなりARIAを読むと導入部がすっぽり抜けてしまう感じになります。
なのでARIAに興味を持った人はまずAQUA［全2巻］を読んでからARIAに入っていきましょう！

さて、どんな作品かといいますと主人公の水無灯里(あかり)がテラフォーミングされた火星の水の都≪ネオ・ヴェネチィア≫に憧れ、単身で火星へやってきます。
そこで水の三大妖精の一人アリシアが勤める「ARIAカンパニー」に見習いとして入社し、アリシアの下、住み込みで一人前のウンディーネ≪プリマ≫を目指す物語になります。

登場人物の名前が…

なんと全員　【あ】　から始まるキャラクターなので覚えやすい…！

主人公が灯里、お友達の藍華(あいか)、アリス

各社の先輩たちもアリシア、晃(あきら)、アテナとしっかり【あ】から始まるお名前なのに間違えることがないしっかりとしたキャラ立ちしてるので何も考えずに読んでると名前の共通点にも気づけないほどです(気づいてませんでした)

感動のグランドフィナーレまでの軌跡が尊い

主人公の灯里が一人前のプリマ≪水先案内人≫になるまでの道のりを描く本作です。
少年漫画のような熱血指導があるわけではなく、水先案内人にふさわしく街の隠れ家的な場所を見つけに行ったり、逆にお客さんから気づかせてもらったり。スローライフの中で友達の藍華やアリスと一緒にゴンドラを漕いで練習する姿は一見お気楽なようでそれぞれの立場からの葛藤があったりしますが、灯里や周囲の明るさに救われるやり取りをみていると読者はほっこりしてしまうわけですよ！

ウンディーネには階級があり
見習いはペアと呼ばれ未熟ゆえに手袋を両手にはめており
手袋を片手にはめているのがシングル
手袋なしになり二つ名を与えられるのがプリマになるのですが
下の画像の灯里ちゃんの手にご注目ください。
手袋がないんです…！

12巻が最終巻で彼女は一人前になるのですが
コミックス発売当時の帯！

【遥かなる蒼】の物語
感動のグランドフィナーレへ。

この文章を見るだけで感動できる素晴らしい作品です！

アニメもおすすめ！！

アニメは3期構成

それぞれタイトルが
1期：ARIA The ANIMATION(全13話)
2期：ARIA The NATURAL(全26話)
3期：ARIA The ORIGINATION(全13話)
OVAが
ARIA The OVA ~ARIETTA~
ARIA The AVVENIRE
の2作品
劇場版が
ARIA The CREOUSCOLO
ARIA The BENEDIZIONE
の2作品

結構作品数ありますよねw

アニメのARIAの特徴としてはオープニングが始まってもアニメ本編がそのまま流れることです。
サブスクでアニメ見る時は1話以外のオープニング飛ばしたりしますがこの作品においては飛ばさずに見てほしいです！

アニメにはオリジナルキャラクターのアイちゃんも登場しますが、コミックスの方でも最終巻にて登場するのでアニメもコミックスもどちらも知っているとよりARIAの世界を楽しめるのではないかと思います。

最後に

ARIAは学生の頃に風邪で寝込んでる時、姉が友だちから借りてきたVHSのアニメを観た思い出が強いんですよね。
風邪でしんどいながらもARIAのBGMとキャラクターたちの優しい声を聴きながら( ˘ω˘)ｽﾔｧ

その体験からARIAはヒーリング効果があると思い込んでます！

ではでは( ﾟдﾟ)ﾉｼ　ｻﾗﾊﾞｼﾞｬｰ